FX、外国為替証拠金取引の基礎を学ぶ

日本円をドルなど外国の通貨に変えた取引を「外国為替取引」といいますが、一定金額をドルなどの外国通貨にした証拠金が取引の対象です。

証拠金は外貨預金としての扱いとなり、取引会社指定のレバレッジという、元の金額から倍増した分での取引を、外国為替証拠金取引(FX)といいます。

円安と円高ってどういうこと!?

ドルに対して、円がどれくらいの価値があるのかを表す指標としての円安と円高が、外為取引に用いられます。

MEMO
1ドルを100円とした時に、102円となると円安、98円となると円高と言われます。

外国での買い物や輸入品について、円高の場合は通常よりも安く買え円安だと逆に高く買うこととなります。

外為取引では取引時の金額よりも円安になると、利回りが増えて利益が確定し、円高になると利回りが減って損失が発生します。

 

MEMO
関連する言葉に、「ドル売り」と「ドル買い」、「円売り」と「円買い」があります。

いずれも外為市場で円と他の通貨を売り買いすることにより、円安及び円高を決める要因となります。ドル売りと円買いが発生すると円高、ドル買いと円売りの発生で円安になります。

FX・外国為替証拠金取引について

FX・外国為替取引の証拠金とは取引をするために必要な資金のことです。

FXで取引するためには、口座開設と一緒に証拠金を預けておく必要があります。

証拠金とは
証拠金は担保として預けておくお金ですので、取引で損失を出した場合には証拠金から差し引かれることになります。利益が出た場合は証拠金に上積みされます。

証拠金がなくなると、取引停止となるので注意が必要です。
各業者によって必要証拠金に差があるのも特徴です。

 

レバレッジとは
レバレッジはテコの原理を語源としています。

FXでレバレッジを利かすと手持ちの資金の何倍もの取引をすることができます。

手持ち資金が10万円しかなくても、レバレッジによって100万円分の取引をすることが可能です。
レバレッジの倍率はそれぞれの業者によって決められています。

ただし、証拠金以上の損失が出そうになると、自動的に取引は精算される仕組みになっています。レバレッジで大きな取引をしていても、証拠金以上の損失が出ることはありません。

 

スワップポイント(スワップ金利)について

FXでは、通貨売買時の為替レートの差額により得る利益の他に、スワップポイントと呼ばれるものがあります。

これは、通貨を売買することで貰える金利のような利益です。

例えば日本の金利が0.1%、アメリカの金利が1.5%だったとします。日本円で米ドルを買った場合を想定すると、1.5-0.1で、1.4%の金利が貰えます。

この2国間の金利差を「スワップ金利」と呼び、その金利差で発生する利益を「スワップポイント」と呼びます。

通貨の保有期間中は毎日貰えますが、スワップ金利は常に同じではありません。通貨ペアや売買タイミング、FX会社で異なります。

 

FX会社によって扱う通貨ペアが違うので、市場流通量の少ない通貨を考えている方は選べる会社が限定されます。

米/円、欧/円、英/円、豪/円、加/円、南ア/円など、それから対日本円以外にも、欧/米や豪/米も大抵の会社で取引可能です。

スワップポイントを狙う取り引き

スワップポイントを狙う取引は、一度取引したらあとはそのまま置いておくだけのため、中長期間ホールド(通貨をそのまま保持している)するスタイルで、外貨預金と同じ感覚です。

しかし、手数料はFXのほうが格段に安いですし、慣れてきた方ならレバレッジ による運用も可能です。

 

スワップポイントで利益を出していても、保有通貨を売る際にレートが買った時よりも下がっていたら、赤字が出てしまう可能性があります。他にも、金利差が逆転してしまいマイナスになったなら、逆に金利差分を支払うこともあります。